憧れのアメ車・旧車を日本で駆る!並行輸入車の「排ガス試験」と登録の壁を越える方法
「本国のアメリカで一目惚れしたマスタングを日本に持ち込みたい」 「日本では手に入らない希少なクラシックカーを輸入して公道を走らせたい」
そんな夢を叶えるために立ちはだかる最大の関門が、「排ガス試験(排出ガス試験)」です。日本の環境基準は非常に厳しく、これをクリアして「試験成績表」を取得しなければ、ナンバーを付けることはできません。
今回は、並行輸入車登録のスペシャリストである行政書士が、排ガス試験の仕組みと、登録までの流れをわかりやすく解説します。
1. 並行輸入車に「排ガス試験」が必要な理由
日本国内で正規販売されていない車(並行輸入車)は、日本の環境基準に適合していることが証明されていません。そのため、一台ごとに(あるいは同一形式ごとに)、日本の公道を走っても有害なガスを規定以上に出さないかを確認する試験が必要になります。
試験が必要なケース
- 海外から直接買い付けた車両: 新車・中古車問わず必要です。
- 日本未発売モデル: メーカーの保証がないため、個別に試験が必要です。
試験が免除されるケース
- 1976年(昭和51年)3月31日以前に製作された車両: いわゆる「ビンテージカー」は、当時の基準が適用される(または適用外)ため、現在の排ガス試験は免除されます。
2. 登録までのロードマップ
並行輸入車が日本の道路を走るまでには、以下のステップを踏む必要があります。
- 車両の輸入・通関: 税関での手続きを行い、「通関証明書」を取得します。
- 排ガス試験の受検(JATA/JARIなど): 指定の検査機関に車両を持ち込み、厳しい試験を受けます。
- 試験成績表の発行: 合格すると、登録に必要な「成績表」が発行されます。
- 新規検査届出(予備検査): 運輸支局に書類を提出し、日本の保安基準(ブレーキやライトなど)に適合しているか審査を受けます。
- 登録・ナンバー交付: すべてをクリアして、ようやくナンバープレートが手に入ります。
3. 排ガス試験の「落とし穴」
ご自身で手続きしようとする方が最も苦労するのが、以下のポイントです。
- 試験費用の高さ: 1回の試験で数十万円の費用がかかります。もし不合格になれば、再整備と再受検でさらにコストが膨らみます。
- 「同型枠」の活用: すでに日本で同じ形式の車両が試験をパスしている場合、その「成績表」をシェア(枠貸し)してもらうことで、高額な試験をパスできる場合があります。このネットワーク探しが重要です。
- 加速走行騒音試験: 排ガスだけでなく、近年の車両には「騒音」の試験も義務付けられています。これらを並行して進めるには高度な知識が必要です。
4. 行政書士に依頼するメリット
並行輸入車の登録は「書類の格闘」です。専門の行政書士に依頼することで、以下のようなメリットがあります。
- 試験機関とのコーディネート: JATA(日本自動車輸送技術協会)やJARI(日本自動車研究所)などの機関との複雑なやり取りを代行します。
- 技術情報の収集: メーカーのスペック表や図面など、審査に必要な技術資料を収集・作成します。
- トータルコストの削減: 「どの試験が必要で、どの試験が免除されるか」を正確に判断し、無駄な出費を抑えます。
- 出張封印への対応: 登録完了後、ご自宅やガレージでナンバープレートの封印を行うことができます。
まとめ:あなたの「夢」を日本の公道へ
アメ車やクラシックカーは、単なる移動手段ではなく、オーナー様の人生を彩る大切なパートナーです。しかし、不備のある手続きで登録が止まってしまうと、その夢はガレージで眠ったままになってしまいます。
「この年式の車は試験が必要?」 「個人輸入したけれど、書類の書き方がわからない」
そんな時は、迷わず当事務所へご相談ください。複雑な排ガス試験からナンバー取得まで、あなたの愛車が日本の道を走るその日まで、徹底的にサポートいたします。
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